段ボールの使い方は無限大!? おもちゃから収納まで1歳児にピッタリな使い方を紹介
既製品のおもちゃで遊んでいる時に「ここがこうだといいのになぁ」「ここはこうなっている方が喜ぶのになぁ」と思ったことはありませんか?
私もそういう経験がよくあります。段ボールなどの身近な素材を使っておもちゃを作ってみましょう。
手作りおもちゃは難しいと感じる親御さんもいるかもしれませんが、特に身近な段ボールや牛乳パックなどを使うおもちゃは素材が手に入りやすく扱いも簡単です。
「家庭にある糊や木工ボンド、ガムテープが眠ってませんか?」
「可愛いシールや使い道に困ったマスキングテープがありませんか?」
これらを使って段ボールで1歳が喜ぶおもちゃを手軽に作ってみましょう。
段ボールを使った1歳向けの手作りおもちゃに向いている段ボールがあることを知ろう
おもちゃを手作りする時、喜んで使ってくれると嬉しいですよね。
さらに気に入ってくれて繰り返し使ってくれると作ったこちらももっと嬉しくなりますよね。
手作りおもちゃにむいている段ボールは固い段ボールです。
段ボールは中に入る品物の重さや硬さで若干ですが材質に違いがあります。
軽くて形そのものが壊れにくいお菓子の入っている段ボールは比較的薄くて柔らかいです。
果物やペットボトルなどのデリケートなものを入れたり、特に底の部分の強度が必要な段ボールは硬くてへたりにくいです。
1歳児はまだまだ力加減がわからず、大人が考えもしない使い方をしてしまい簡単に壊れてしまうこともあります。
土台になる段ボールは硬くてつぶれにくい物を使うのがおすすめです。
しかし、硬すぎると切るのに苦労する場合もあるので最終的にはお好みで使ってください。
私はスーパーなどに段ボールをもらいに行くときはなるべく硬い物を選ぶようにしています。
段ボールで簡単に作れる1歳児向けのおもちゃはボール落とし
1歳頃になると手の使い方が器用になってきて、様々な物をつかんだり投げたりすることがスムーズに出来るようになってきます。
段ボールを使って簡単に作れるボール落としは1歳の手作りおもちゃにおすすめです。
<材料>
・段ボール
・ガムテープ
・装飾用のシールやマスキングテープ
<作り方>
- 段ボールにガムテープを貼りながら組み立てます
- 上になる面に1~3か所程度ボールが落とせる大きさの円をくり抜きます
- 箱の側面に上から入れたボールが逃げられる出口を箱の下側に作ります
- 装飾用のシールやテープを貼って完成です
切り取った部分をテープで保護しておくと子どもが指を切るなどのケガの心配がへりますよ。
手ごろなサイズのカラーボールがない場合は新聞紙などの廃紙を硬く丸めてボールとして使うことも可能です。
またはガチャポンのカプセルにビーズなどを入れてマラカスのように音が出るボールとして使うものおすすめです。
私もこのおもちゃは保育園でよく作りますが、人気で繰り返して楽しむ子どもの姿が多く見えます。
段ボールをそのままでもOK!1歳児が喜ぶ手作りの乗り物おもちゃ
小さな子どもの不思議な習性と感じるのですが狭い場所やかごの中にやたらと入りたがる姿が見られませんか?
我が子も歩行が始まって身体が活発に動かせるようになると、やたらと洗濯物カゴの中に入り楽しむ姿を目撃しました。
段ボールそのままでも遊べる乗り物おもちゃは1歳児におすすめです。
子どもが中に入って少しゆとりがあるくらいの大きさの段ボールの外側にタイヤを描いたり、窓を切り抜くなどしてください。
「入ってみて」と促す前に自ら入りにやってくるのではないでしょうか。
段ボールの前方部分に引っ張ることが出来るように紐を結び付けてもいいかもしれませんね。
自分ではなく、ぬいぐるみなどを乗せて子どもに引っ張って楽しんでもらうのもいいと思います。
体が横倒しにならないように気を付けて遊んでくださいね。
大きな段ボールで作れるダンボールハウスにキッチンもつけて楽しもう
1歳児はいないいないばぁなどの簡単なかくれんぼを楽しみ始めます。
狭い場所も大好きなので秘密基地のようなダンボールハウスもきっと喜びますよ。
子どもが出入りするのに十分な大きさの段ボールを用意して側面にドアや窓をくり抜いてあげましょう。
私はまだテレビがブラウン管だった時に大きなテレビを買ったのでその段ボールを息子のダンボールハウスに変身させました。
なかなか大きな段ボールは手に入りにくいかもしれませんが電器屋さんなどで譲ってもらうことも可能だと思いますよ。
ハウスの中に小さな段ボールでさらにキッチンなどの家具を追加していくのも面白いかもしれませんね。
一緒にハウスに入ってシールを貼ったりするのも楽しいと思いますよ。
段ボールが叶えてくれる手軽なおもちゃ収納
どんどん増えていくおもちゃの収納に頭を悩ませることがあるかもしれません。
出来れば自分でお片づけをしてくれる習慣がつけば助かりますよね。
段ボールで簡単に投げ入れ収納を作りましょう。
まだ小さな子どもはおもちゃを種類に分けて片付けるのは無理です。
でも、大人がすることを真似て似たようなことをするのは慣れると出来てきます。
「ないないしようね」と声を掛けながらどんどん片付ける様子を見せることで自分もやってみようと思うはずです。
段ボールを使って大まかな投げ入れ収納を作ると片付けがしやすいのでお片づけの習慣がつきやすいでしょう。
私も投げ入れ収納を作っていました。大きすぎてどんどん入るのはよいのですが使いたいものがすぐ出てこないデメリットもありました。
作る時は「ぬいぐるみ」「電池のおもちゃ」などの大まかな分類で投げ入れ収納を作る方がわかりやすくていいかもしれませんね。
まとめ
・段ボールは素材が手に入りやすく扱いも簡単で手軽におもちゃが作れる
・作りおもちゃに向いている段ボールがある
・果物やペットボトルが入っているダンボールは硬くてへたりにくい
・段ボールを使って簡単に作れるボール落としはおすすめ
・段ボールそのままでも遊べる乗り物おもちゃは1歳児におすすめ
・狭い場所が大好きな1歳児に段ボールハウスはおすすめ
・段ボールで投げ入れ収納をつくることで子どもでも簡単にお片づけ出来る
既製品のおもちゃには魅力がたくさんですが、手作りおもちゃも愛情が詰まっていてとっても素敵です。
なにより我が子に合わせたオーダーメイドおもちゃはきっとお子さんも喜んでくれるでしょう。
成長に合わせて不要になれば惜しみなく処分できるのも身近な素材を使って作るメリットだと思います。
パパとママと力を合わせて作るのも楽しいかもしれませんね。