赤ちゃんの寝かせつけのコツ!時間調節や眠れる環境を作ってパパも寝かせつけちゃおう!
「朝までぐっすり眠りたい!」ってママになってから切実に思いませんか?
生まれたばかりの赤ちゃんはよく眠るとは言え、昼夜問わず細切れに眠るので大人のように安定した睡眠時間は取れません。
ただでさえ初めての育児にてんてこ舞いなのに夜も眠れないのは本当につらいですよね。
赤ちゃんを寝かせつけるコツは生活リズムを整えて眠りやすい環境を作ることです。
余裕のない時に限って寝かせつけに失敗してコツはないのかなと眠気と戦う日々でしょう。
私も初めての育児では夜中に息子を抱っこして暗闇のキッチンをひたすら歩いたり膝に乗せたまま眠ったり大変でした。
赤ちゃんを寝かせつけるコツを知って少しでも気持ちや体力に余裕を持って子育てに臨めるといいですね。
現役保育士で2児の母親である私が得た知識や経験から寝かせつけのコツを紹介します。
赤ちゃんの寝かしつけのコツは寝かせるタイミングと起こす時間
生後三か月ごろになると個人差はありますが赤ちゃんは昼夜の区別がついてくるそうです。
赤ちゃんの寝かしつけのコツは寝かせる時間と起こす時間です。
新生児期の赤ちゃんはおよそ16時間、また二ケ月から1歳までだと12~13時間もの総睡眠時間が必要となります。
ですから、昼間は午前と午後に二回の睡眠をとる赤ちゃんが多いでしょう。
この2つの睡眠時間をコントロールしてあげることで夜の寝かせつけが少しスムーズになります。
まずはおおよその就寝時間と起床時間を決めましょう。
1歳くらいまでの赤ちゃんで理想的なのは20時までに寝付いて朝の8時前後に起床という生活リズムを作ってあげることです。
後は午前に1時間、午後に2時間程度の睡眠を確保できればよいと思います。
もちろんタイムスケジュール通りに毎日は出来ませんが目安を作っておくことで、周りの大人も買い物や家事などが進めやすくなるでしょう。
私もだいたいこのリズムでしたが、主人の勤務時間や家族の予定で前後してしまうこともよくありました。
おおよその生活リズムがあれば、赤ちゃんの体にも寝るタイミングが身について夜はぐっすり眠るということが習慣化していくでしょう。
赤ちゃんの寝かせつけには抱っこに秘密があった
赤ちゃんを寝かせたい時、どのようにして寝かせつけていますか?
赤ちゃんにとっての心地よい体勢はママのお腹の中にいた時の体勢です。
お腹の中にいた時は、ちょっぴり狭くて羊水に浸かって少し揺れていたでしょう。
ママのお腹で過ごしていた時のことを赤ちゃんはしばらく記憶していると言われています。
手足をおくるみなどでキュッとっ包んで、優しくゆらゆらと揺らしてあげると自然と眠気に誘われるはずです。
車に乗せていると眠くなってしまうのも心地良い揺れと関係があるでしょうね。
また赤ちゃんにはモロー反射という自分の意志とは関係なく体をビック開いてしまう原子反射があります。
このモロー反射による目覚めもキュッと包むことで少しは軽減できますよ。
私はこのことを母に教えてもらってしばらくこの技を使っていました。
ギュッと手足が安定することで安心して眠れるようです。
但し、あまりにもきつく包んでしまうのは痛いのでやめてくださいね。
赤ちゃんを寝かせつけに音楽も有効!
お腹の中にいるときから聴力が発達している赤ちゃんは音にも敏感に反応をします。
赤ちゃんの寝かせつけには音楽も有効です。
よく使用されるのが胎内音と言われる赤ちゃんがお腹の中にいた時に聞こえていた羊水ななどの音です。
お腹の中にいた時の記憶が、心地よい眠りに誘うのでしょうね。
また、私のおすすめはオルゴールの音楽です。
童謡のオルゴール曲もありますし、もしかしたら親御さんの好きなアーティストのオルゴール曲もあるかもしれません。
好きなアーティストのオルゴール曲だとママも寝かせつけが楽しくなりますね。
また、この曲が流れると眠る時間なんだと赤ちゃんの脳にすり込むのも大切です。
眠りに誘う音楽と心地よい揺れがあると反射的に眠気に誘われるようになるのです。
赤ちゃんの寝かせつけにパパの出番を作ろう
赤ちゃんの寝かしつけには自身の眠気に打ち勝つ気力とあきらめない心が大切です。
日中、赤ちゃんと離れることなく家事も育児もこなしているママさんに変わってパパにもぜひ協力してもらいましょう。
もちろん、パパも昼間は外で勤務をされていて体力が削られているとは思いますがかわいい我が子です。
しっかりスキンシップを取るなどして愛着関係を築くよい機会を作ってしまいましょう。
初めはママとパパの抱っこされる感覚に違和感を持ってなかなか寝付けないかもしれません。
でもここは親子なのでママは安心して任せてしまってもよいはずです。
抱っこの方法やおくるみの使い方を知って、入眠の音楽で環境を整えれば後はあきらめない穏やかな心で赤ちゃんに対応するだけです。
意外と、ママだと甘えん坊すぎてなかなか眠れない赤ちゃんもパパだとすんなりと眠ってくれることもあります。
また、パパと寝室へ行く流れが出来てしまうことで眠る時間が来たと覚えてくれるかもしれません。
私は息子が小さい頃は全て自分でやっていました。
そうなると子どもが何をするにも私でないとダメになってしまいどんどんパパの出番が減ってしまうのです。
「パパだと泣いてしまう」という認識が生まれてしまうとパパとしても苦手意識を持って赤ちゃんと接してしまいます。
「これはパパの役割だからね」と割り振ることでパパも子育てに自信が持て寝かしつけ以外でも協力してくれるようになるかもしれませんね。
赤ちゃんを寝かせる救世主登場!?魚が眠りへ誘う面白いアイディア
どうしてすんなりと寝かしつけができないのだろうとイライラすることもあるでしょう。
しかし大人の落ち着かない気持ちや苛立ちは、不思議ですが赤ちゃんにも伝わって余計に機嫌を損ねてしまことがあります。
赤ちゃんも自分の意思を持った一人の人間です。
いつもマニュアル通りにはいつもいかないこともあって当然です。
赤ちゃんの寝かしつけに使えるダンシングフィッシュと呼ばれる面白いアイテムがあります。
引用:貝沼産業(https://www.56nyan.com/fs/goronyan/41129)
元々は猫用のおもちゃに作られてものですが、しっぽの部分がパタパタと動きます。
赤ちゃんのお尻や背中に魚を添えておくと人の手にトントンされている感覚になるのでしょう。
これなら少々、すぐに寝入ってくれなくてもクスっと笑えて心にゆとりが生まれそうです。
魚にトントンされながら眠る赤ちゃんの姿を想像するだけでなんだかほっこりしますね。
まとめ
・赤ちゃんを寝かしつけるコツは生活リズムを作ってあげること
・だいだい20時までに就寝し8時前後に起こす
・赤ちゃんを寝かしつけるときはおくるみなどでキュッと包んであげるとよい
・赤ちゃんの寝かしつけには胎内音やオルゴールなどの音楽を使うとよい
・赤ちゃんの寝かしつけにはパパも協力してもらう
・赤ちゃんの寝かしつけには自身の眠気に打ち勝つ気力とあきらめない心が大切
・赤ちゃんの寝かしつけにつかえる面白いアイテムがある
赤ちゃんを寝かしつけるコツは生活リズムを整えてあげて、眠る時の環境を整えてあげることが大切です。
日々のルーティーンが体に記憶されることで眠り促しやすくなるでしょう。
また暑すぎたり寒すぎたりしないように室内の温度や湿度にも気を付けてあげることも大切です。
なかなか寝付けない時や普段と泣き方が違う時は体調不良やおむつの濡れが原因になっていることもあります。
寝かせようと一生懸命になりすぎず赤ちゃんの変化を観察して対応してあげることも大切なコツのひとつです。